朝晩涼しくなりましたね
もう秋でしょうか、というわけで芸術の秋で芸術家というか映画バカ一代のゴダールのドキュメンタリーを観ました
お亡くなりになったのは去年ですが、映画史に燦然と輝くヌーヴェルヴァーグの旗手、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』でご存じの方も多いかと思います
作品自体ではなく、ゴダールご本人に関しての感想なのですが、芸術家が思想に傾倒すると感性に影響するんですね
集団制作で演出を多数決で決めるとか、ブレインストーミングとは違うかと
で、思想集団に幻滅した後、「技術の進歩があるから一人でできるもん」状態から80年代に興行的カムバックを果たして世に問うた、『ゴダールの映画史』という大作
これ1998年なんですよ。その翌年なんです。皆さんご存じのアレ、『マトリックス』は
それこそ撮影技術とCGのエポックメイキング、ゴダール大好きな技術の進歩が皮肉にも『映画史』の翌年公開されたわけで
御大はアレをお楽しみになられたか聞いてみたかったです